2013.04.28
九州地域演劇協議会では、九州の地域演劇の活性化のため九州戯曲賞の作品を募集します。
詳細は、下記募集要綱をご覧下さい。
九州の劇作家からの応募をお待ちしております。
九州戯曲賞 募集概要
・対象作家
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県に在住、またはこの7県を主たる活動の場とする劇作家。
・対象作品
2012年の1月から12月までに書き下ろした作品。
・大賞賞金
50万円(佳作、奨励賞等の賞を設置することがあります。)
・応募締切
平成25年5月末日(金)(当日消印可)
・最終審査員
岩松了、中島かずき、古城十忍、松田正隆、岡田利規
主催:九州地域演劇協議会|NPO法人FPAP
共催:公益財団法人大野城まどかぴあ|公益財団法人福岡市文化芸術振興財団|都城市文化振興財団・MAST共同事業体
協力/公益財団法人久留米文化振興会|公益財団法人佐賀市文化振興財団|長崎市|財団法人大村市振興公社|アルカスSASEBO|公益財団法人熊本県立劇場|公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団|公益財団法人宮崎県立芸術劇場|一般社団法人日本劇作家協会
協賛:株式会社ふくや
公益社団法人企業メセナ協議会助成認定事業
募集要綱|pdf
応募票 |pdf word
2013.04.24
ゼロソー代表河野氏は大学の先輩である。その河野氏と、十数年前に劇団を作った事がある。名を「姉グロ」といった。ゼロソーやら、第七インターチェンジやらが旗揚げする数年前の話だ。別に解散したという事もないが、取り立てて活動したわけでもなく(劇団の会報の様な物を何号か配布しただけ)うやむやになったままだ。方針で揉めたという記憶もない。そもそも方針を話し合った記憶がない。会議自体は何度かやったと思うが、何ひとつ進展しなかった。
当時の我々にとって、劇団を作るということは、大変な勇気を必要とする物だった。「戯曲を書く」とか「演出する」とか「舞台に立つ」ということ自体が、ものすごいハードルの高い事だったとおもう。ワークショップ的な物が熊本で開催されるようになったのは2000年代に入ってからだし、戯曲講座とか、演劇大学のようなイベントもなかった。
転機になったのは、2005年の「日本劇作家大会in熊本」である。熊本の場合だと、劇作家大会以前と以後では、別の地域だと言えるくらい、それをきっかけに状況が一変した。
現在は、毎年なんらかの劇団なりユニットなりが出来ているようだ。当時と比べると、「演劇をしてみる」ことへのハードルは、相当低くなった。2012年10月には、「DENGEKI」という、若手劇団六団体によるコンテストが自主開催された。六団体だ。かつてのペースであれば、20年ぐらいかかっていたはずのものが、1、2年でできてしまうのだから大変だ。
しかしこれが活況だと一口に言えないのが、難しいところだ。熊本で演劇をやっている人の数自体は、全体では横ばいである。昔からある劇団も含めて、かつては一団体15人くらいが平均的な数だったが、今では二桁の人数を抱える劇団はほとんどなくなってしまっており、特に最近出来る劇団は、二人とか三人しかいない場合も多い。
もっともその結果、「劇団の垣根を越えた交流」というものは非常に活発になっている。これまでは、公的な機関のお膳立てのもと一堂に会して、といった形が多かったが、最近は、自分たち独自のネットワークを元に、一から立ち上げるような企画も増えている。かつての劇作家大会のような、大規模なイベントによって一気に何かが変わるようなことは、今後は起こらないかもしれない。しかし、少しずつだが、着実に変化は起きていると思う。
第七インターチェンジ 亀井純太郎
2013.04.16
九州戯曲賞への作品を募集します。
募集要綱は、4月中に本サイトにて公開予定です。
九州の劇作家からの応募をお待ちしております。
九州戯曲賞 募集概要
・対象作家
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県に在住、または主たる活動の場とする劇作家。
・対象作品
2012年1月から12月までに書き下ろされた作品。
・大賞賞金
50万円(佳作、奨励賞等の賞を設置することがあります。)
・応募締切
平成25年5月下旬を予定