2024.08.03
コラム|演劇のある最高な日常(佐賀)
みなさん、こんにちは。
佐賀県を拠点に活動する学生演劇集団「らんば」主宰の川原彩音です。
大学入学後、コロナ真っ只中。
それでも何か今できることをしたかった。
そんな人が集まって私たち「らんば」は始まりました
未来の自分にお任せ、じゃなくて、大事にしたのは「今」の自分。
未知、未経験、心配事、細々としたものはあとから!
演劇だけに限らず、このような考え方は同世代なら少し共感してもらえるのではないかと思います。信用してきた人生計画どこで崩れるか分からないご時世ですもんね。
「好きこそものの上手なれ」を信じて猪突猛進!
初年度は自主公演、イベント公演合わせて9回をやり切りました。その中で沢山のことを学んで、経験して、助けられた人たちに感謝して、悔しくて涙して、悩みまくりました。
そんな絶賛成長中な私たちを応援してくださっている皆さんに心から感謝しています。
応援してくれる人がいるから、次に向けてまた頑張る。失敗。泣く。頑張る。失敗。…
演劇を通して、色んな人の価値観に触れ
自分の新しい感情に気付き、「表現」が深まる。
この感覚が最高に楽しい。でもまだ足りない。
「表現」を学ぶため、最近はオーディションに参加するなどして、福岡、熊本での公演の出演にも挑戦しました。
「沢山の方がさまざまな形で演劇と関わっている。」
「演劇に対していろんな考え方を持っている。」
それらはどれも新鮮で、新しい素敵なご縁にいつもワクワクしています。
私が大学を来年3月に卒業しますので、
学生演劇集団「らんば」は、一旦、学生演劇集団としての活動を終了します。
来年1月のラスト公演に向けて、過去の8回公演や、それぞれの大学での経験を活かし
その集大成をお見せ出来ればいいなと思っております。
私は脚本をいつも自分の出来事や取材したことなど、事実を織り交ぜて書くのですが
今回はこれまで以上に劇団員やお世話になった人達の顔が浮かびます。
その人たち1人1人に愛をしたためた作品にしたいと思っております。
(片思いで終わらないといいなと思いつつ。)
私は劇団としてや個人的な活動の中で、
九州が大好きなこと、人を観察するのが大好きなことに気付きました。
「やってみたい」という気持ち一つで何も持たない自分を
精一杯支えてくれる人達で溢れる素敵な地域です。九州は素晴らしい。
これからも役者として、表現者として
私は魅力ある九州を内外に発信していきたいと思っています。
まだその方法は模索中ですが、演劇はそのパートナーでいてくれると思っています。
演劇に出会ったことで、私の人生は変わりました。
演劇に出会う前の日常が思い出せないくらいです。
これからも前を向いて、自分らしく演劇と関わっていたいです。
川原彩音(学生演劇集団「らんば」主宰)
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